BBQでの食中毒予防や症状、意外なものが危険だった！
BBQでの食中毒が急増中⁉︎
夏といえばキャンプやBBQなど、楽しいアウトドアが満喫できる季節です！
しかしBBQには意外なものが食中毒の原因になることがあるそうです！！
2015年7月に、屋外イベントで10歳未満の子供から60歳代まで男女54人が下痢や腹痛などの症状を訴える食中毒が発生。
その後の発表によると、原因となった食品はBBQでの生肉などではなく、
「沢水を使った流しそうめん」という意外なものだったんです。。。
同年7月30日の食品安全衛生課の発表によると、
沢水及び患者の便から病原性大腸菌が検出され、
病原性大腸菌を原因とする食中毒と断定されたのだそうです。
また過去にも、井戸水や湧き水で、
カンピロバクターによる食中毒も起きているそうです。
水で食中毒になるなんて信じられないです
湧き水とかって綺麗なイメージだけど。。。
スポンサーリンク
BBQ・注意していても食中毒になってしまう原因って？
BBQを川のそばで楽しむ方も多いと思います。
しかし、透明で綺麗な沢の水も、
様々な細菌やウイルスに汚染されているかもしれないのです。。。
個人的にアウトドアでBBQを楽しむ場合は自己責任となりますが、
安全基準を満たした水を使用することが大事なのだそうです！
綺麗な川などでBBQを楽しんでいるときに、つい飲んだりしてしまいがちですが
一見透明で綺麗な沢水や湧き水でも、
水質検査などが行われて飲用に適しているかどうかがチェックされていなければ安全性はわからないのです。
BBQを行うアウトドアでは、
自然界にいる様々な細菌やウイルス等に汚染されている可能性もあるので、
食中毒リスクを考えれば飲用はしない方がよいでしょう。
さらに、夏のBBQで最高に美味しい冷えたスイカや野菜！
沢水に直接スイカやトマトを漬けて冷やし、そのまま口にする、という行為も、実は同様のリスクがあるのだそうです。
また、BBQ場や屋外にある蛇口から出る水が飲用できる水道水とは限らないので
利用する場合は水道水なのか、飲用に適しているのかを、
施設管理者などに確認するようにしましょう！
スポンサーリンク
食中毒の原因や予防法
BBQで食中毒にならないためにはどうすれば。。。
BBQをするときはよく焼けばいいんでしょ？
BBQの時は生肉をじゅうぶん加熱することだけでなく、
調理器具や調理する人の衛生管理にも気を付けましょう！
BBQでよく使われる食材別の原因菌となるものを
簡単にまとめました。
-
生肉、生レバーなど（腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ属菌）
-
豚肉（内臓、レバーを含む）、ジビエ(E型肝炎ウイルスや寄生虫)
-
生の魚介類など（腸炎ビブリオ）
-
おにぎりや練りものなど（黄色ブドウ球菌）
などの食材があげられます。どの食材もBBQにはなくてはならない食材ですよね。
BBQやピクニックでの食中毒を予防するには
次のようなことに注意しましょう！
BBQ食中毒予防①中心部まで十分に加熱して食べましょう。
BBQ食中毒予防②肉や魚介などの生ものに使用する箸やトングは生もの専用に。食べるお箸とは分けること。
BBQ食中毒予防③おにぎりは直接手で握らず、ラップ、ビニール手袋等を利用しましょう
BBQ食中毒予防④保存、携行は冷暗所（クーラーバックや保冷剤等）を利用すること。
アウトドアでのBBQでは、開放的な気分になって
ついつい大雑把になりがちですが、どこに菌がついているかわかりませんので
楽しくBBQをするためにも十分な注意をしましょうね！
スポンサーリンク
食中毒の症状はわかりづらい！
熱がある。。。下痢も。。。
風邪クスリと下痢止めを！
あんなにBBQ楽しかったのに。。。風邪引くなんて
だから早く風邪クスリを飲みなって。。。
食中毒症状の下痢・嘔吐を風邪と誤認するのは危険です！
食中毒の一般的な症状は、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などで、
風邪などに間違われることがよくあります。
BBQ食事後、数時間してこうした症状が起きた場合、
食中毒を疑わなければなりません。
食中毒かもしれないと思ったら、
脱水症状を起こさないように水分補給をする
吐き気や嘔吐がある場合は、喉に嘔吐物がつまらないように横向きに寝かせましょう。
下痢が続いている場合には
原因菌が体外に出るのを邪魔し、症状を悪化させることもあるので、
自己判断で下痢止めなどの市販薬を使わないで
医療機関に受診をしましょう！
スポンサーリンク
まとめ
BBQでの食中毒予防や症状、意外なものが危険だった！
BBQに限らず同じものを食べても、
消化器官や免疫力が未発達な乳幼児、高齢者、持病のある人はもちろん、
過労や睡眠不足などで体力が落ちている時にも
食中毒になりやすいものです。
もしかしたら、食中毒？と思ったら早めに医療機関を受診しましょう！
安全に配慮して、夏のレジャーを楽しんでください。
スポンサーリンク
