シングルマザー貧困は自己責任?過酷な現状や原因は?

シングルマザー貧困は自己責任?過酷な現状や原因は?

現在、離婚率の上昇とともに

シングルマザーの貧困が社会問題になっています。

シングルマザー貧困は自己責任なんて意見も出ているのも事実。

貧困から抜け出そうと頑張っているシングルマザー。

シングルマザーの貧困は自己責任なのか現状や原因を調査してみました。

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シングルマザー貧困は自己責任?シングルマザーになった理由。

シングルマザーの貧困では、

離婚した元夫からは養育費を貰えず、

小さな子どもがいて長い時間働く正社員での就職は困難、

そういったことから低収入でシングルマザーの貧困率が悪化しているようです。
シングルマザーで生活保護を受けている世帯も多いでしょう。

世間ではシングルマザーや離婚のことを批判してくる人結構いますよね。

元夫に浮気されたから離婚したのに、むしろ私は被害者なんだよ!

そう言い返したい気持ちの方も多いのでは?

シングルマザーと聞くとどうしても離婚してシングルマザーの道を選んだと思いがちなんですが、

シングルマザーになった理由を調べてみると、

平成28年は離婚が79.5%、死別が8.0%、未婚が8.7%という結果でした。

昭和63年の未婚のシングルマザーの割合3.6%と比較すると、

未婚のシングルマザーの数は30年間で2倍以上増加しているのです。

自立し働く女性が増加して経済的不安が少なくなったこと、

シングルマザーに対する偏見が以前に比べて減少してきていることが、

未婚の母になることへのハードルを低くしたのでしょうかね。

シングルマザー貧困は自己責任?月収15万で親子2人の生活。

シングルマザーの貧困はシングルマザーを語る上で、

とても重要な問題となっています。

厚生労働省による平成28年の「各種世帯の生活意識」調査で、

母子世帯のなんと82.7%が「生活が苦しい」と回答しているのが現状。

現在、母子家庭世帯は75万世帯、父子家庭世帯は8万世帯あるそうです。

シングルマザーになる原因として約80%が離婚。
結婚したカップルの3組に1組は離婚するといわれていますが、

子供のいる夫婦が離婚すると母親が親権を持った場合

シングルマザーになることに。
シングルマザーの貧困が社会問題となっているのですが

シングルマザーになることを選んだのは自分なので自己責任だという人もいますが、本当にそうでしょうか?

シングルマザーの年間平均収入は243万円。

年収が300万円未満は全体の80%にも相当するそうです。
また、仕事をしていても雇用形態は、43.8%は非正規雇用。

シングルマザーで子1人の生活費は月額15万円、子2人では17万、子3人では20万
生活はかなり苦しくなりますよね。

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シングルマザー貧困は自業自得?

シングルマザーの深刻な貧困問題ですが、

貧困のシングルマザーの大半は、自業自得。なんていう意見も出ていました。

シングルマザーになった理由は人それぞれだと思いますが、

よく聞くシングルマザーが貧困に陥る理由は、

元夫がダメ男だったというケース。

結婚している時から浪費をするだけで生活費を入れてくれない、

仕事をしないで浮気をしたり、DVまで。。。

このひどい結婚生活を話しても、
これって、最初から分かっていたことじゃない?

なんて言われることも。。。

しかし中には、真面目だった元夫が当然失業、

酒に溺れ、家庭崩壊っていうケースも。

誠実でしっかりと収入や貯金がある男ではなく、

ダメ男を好きになってしまい結婚、そして離婚。

他でもないダメ男を選んだのは、自分自身なのですが。。。

だからと言ってシングルマザーが貧困のまま苦しい生活を続ける必要はないですよね!

シングルマザー貧困は自己責任?支援制度は貧困脱出対策になる?

シングルマザーの貧困脱出方は何かないのか、

私自身も働いても働いても生活が楽になる気がしない現状に

がっくり心折れる時が何度もありました。

ネット上でシングルマザー貧困について検索すると

シングルマザー貧困は自己責任で自業自得なんて厳しい意見も。。。

中には、

シングルマザーに手厚い保障をすることには反対です。

なんて意見も。

しかし、シングルマザーだって頑張れば貧困から抜け出せます!

コツコツ少しづつですが子供が育てば正社員にだってなれるチャンスもあるし。

今、貧困に苦しむシングルマザーさん、絶対に諦めないでほしい!

日本で社会問題になっているシングルマザーの貧困。

国や各自治体ではシングルマザーに対しての多くの支援があります。

シングルマザーへの支援は収入制限があったりするものもあり、

自身では貧困だ、と思っているシングルマザーでも収入がそこそこあったりすると支援が全然受けれないなんてこともあります。

ここが、残念なところなのですが

実際私もシングルマザーになった当時は借金はるが財布の中は3000円という状況。どうしたって貧困なんですが

たまたま正社員で働くことができ、年収も300万程度。

なので、国のシングルマザーへの支援で受けれたのは

*児童手当・・・この手当は子供のいる家庭に支給されるものでシングルマザーでなくても受給することができます。

*児童育成手当・・・東京都にあるシングルマザーへの支援。ひとり親家庭等の児童の心身の健やかな成長に寄与することを趣旨として支給するもの。所得制限が比較的高く設定してあるため受給することができました。

月額、対象児童1人につき13500円(年に3回の受給)

*寡婦控除・・・納税者本人が寡婦であると認められたときに受けられる所得控除のこと。

条件として、離婚や死別、生死不明などで夫がおらず、

一定以下の所得で単身もしくは扶養親族・子どもと暮らしている方が受けられます。

収入があっても借金返済や生活費でいっぱいいっぱいの生活をしていましたが、書類上の収入は貧困とはみなされず

支援もほとんどなかったのですが、それでも年に何回か振り込まれる支援には助けられていました。

受給した手当を学校にかかる費用のために貯金しておいたり。

しょうもない男と結婚して

シングルマザーになったから人生終わり。。。

なんていうことはありませんよ!

各自治体のシングルマザーへの支援をフル活用し

貧困から脱出できる日はいつかきます!

現在ではシングルマザーに資格を、という制度もあり

生活費の補助が出たりする場合もあるので

自身が住む地域の支援制度をしっかり調べてみてくださいね。

シングルマザー貧困は自己責任?外国のシングルマザーの貧困状況は?

日本でもシングルマザーが増えており

シングルマザーの貧困が社会問題になっていると書いてきましたが、

外国でのシングルマザーの状況はどうなのでしょう。

調べてみたところ、

いまだにシングルマザーへの偏見の目や意見が聞かれる日本に対し

アメリカでは日本ほどシングルマザーに対する偏見はないようですね。

しかし、アメリカでも日本と同様、

シングルマザーの貧困が問題となっているそうです。

そしてアメリカでは、シングルマザーに対する支援や制度、

これといった手当もないのです。

カナダでのシングルマザーへの支援は

高校まで授業料無料、健康保険料免除、児童手当も受給されるそうです。

そして、オーストラリアでは

なんと年間20〜30万円程度の手当の支給と、

仕事も子供優先の配慮をするような企業が多いようです。

ヨーロッパでは、シングルマザーに対する支援は日本と同程度のようですが、

スウェーデンでは子供のための休暇が年間120日も認められおり、

16歳まで教育手当として月額1万円支給されるそうです。

シングルマザー貧困は自己責任?過酷な現状や原因は?まとめ

シングルマザー貧困は自己責任?過酷な現状や原因は?

シングルマザー貧困が自己責任かと言われるとそうなるのかもしれないが

シングルマザー貧困問題は自己責任とかなんとか言ってる場合ではなく

問題なのは、シングルマザー貧困の裏に何も罪のない子供たちがいるという事ではないでしょうか?

貧困から抜け出そうと、1人で必死に頑張っているシングルマザー達。

子供に可哀想な思いをさせていると1人で悩んでいるシングルマザーや、心身ともに疲れ果てているシングルマザーに

やはり周囲は救いの手を差し伸べるべきではないかと思います。

未来ある子供達のために。

子供には罪はない、自己責任とシングルマザーを責める前に

その後ろにいる子供のためにと、

是非シングルマザーを応援してほしいと思います。

シングルマザー応援しています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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