レバレッジ ✤ 「テコの原理」を意味する言葉で、少額の資金で大きな金額を取引できる仕組みです。 ✤ この『レバレッジ』を使うことによって効率的に資金を運用できることがFXのメリッ トの一つです。 ✤ それぞれの FX 会社やサービス内容により異なりますが、レバレッジを効かせることに より証拠金の数倍~何百倍もの額に相当する外貨の為替取引ができます。 42 ✤ 仮に為替レートが 1 ドル=100 円とすると、 ✤ 1 万米ドルを取引するために必要な自己資金は ✤ 10,000 ドル×100 円=100 万円 ✤ となり、本来は 100 万円の資金が必要となります。(※レバレッジ 1 倍) ✤ ただ、例えばレバレッジを 50 倍効かせることで、 ✤ 10,000 ドル×100 円÷50 倍=2 万円 ✤ と、実際には 100 万円の資金が必要なところ、レバレッジを 50 倍にする事で、 ✤ 2 万円の資金で 1 万米ドルの取引が可能となります。 円高と円安 ✤ よくニュースなどで耳にするかと思いますがあなたは円高、円安の意味を正確に把握して いますか? ✤ 改めて聞かれると、あやふやな方も多いのでは・・・? ✤ まず、「円高」とは円の価値が高くなることで、逆に、「円安」とは円の価値が低くなる ことを意味します。 44 ✤ 例えば、為替レートが「1 ドル=100 円」の時、 ✤ 1 ドルの水を買おうとすれば、当然 100 円を支払わなければいけません。 ✤ ところが円の価値が上がり為替レートが「1 ドル=95 円」になると、 ✤ 同じ水でも 95 円で買えるようになります。 ✤ つまり、「1 ドル=100 円」が「1 ドル=95 円」になることを ✤ 円の価値がドルに対して高くなるので、「円高」といいます。 ✤ 逆に「1 ドル=105 円」になると、今度は同じ水を買うために 105 円を支払わなくては ✤ なりませんので、「1 ドル=100 円」が「1 ドル=105 円」になることを円の価値がドル ✤ に対して安くなるということで、「円安」といいます。 ✤ このように円安と円高は ✤ 円の「価値」が上がるか下がる ✤ で考えるととてもわかりやすいです。 ロングとショート ✤ FXの世界では ✤ 「買い」のことを「ロング」 ✤ 「売り」のことを「ショート」 ✤ と呼びます。 47 通貨ペア ✤ 通貨ペアとは取引を行う通貨の組み合わせです。 ✤ 株に例えれば「銘柄」にあたります。 ✤ FX は 1 通貨のみを選ぶ取引ではなく、 ✤ 2 通貨間の「為替差益」を得る取引です。 ✤ 例えば、米ドルと日本円の通貨ペアであれば米ドル/円(USD/JPY)、 ✤ 英ポンドと日本円であれば英ポンド/円(GBP/JPY)、 ✤ ユーロと米ドルであればユーロ/ドル(EUR/USD)となります。 48 ✤ 通貨ペアの種類や通貨ペアの組み合わせの数は、FX会社により異なりますが、 ✤ 主な通貨は以下のとおりです。括弧内は英字表記です。 ✤ ● 日本円 (JPY) ✤ ● 米ドル (USD) ✤ ● ユーロ (EUR) ✤ ● 英ポンド (GBP) ✤ ● オーストラリアドル (AUD) ✤ ● ニュージーランドドル (NZD) ✤ ● カナダドル (CAD) ✤ ● スイスフラン (CHF) ✤ ● 香港ドル (HKD) ✤ ● 南アフリカランド (ZAR) ✤ 株であれば数百・数千の銘柄があり、初心者はどれを選べば良いか迷いますが、 ✤ FX ならば上記の通貨の組合わせを考えても、多くてもせいぜい 30 通りくらいの ✤ 組合わせしかありませんので、そういった選択肢(通貨ペア)の少なさも魅力の ✤ ひとつかも知れません。 為替レートの見方 ✤ 為替レートを表示する時には、新聞などでは「1 ドル=90 円 00 銭~02 銭」のように表示されます。 ✤ またテレビなどのニュースでは、 ✤ 「現在の円相場は 1 ドル、90 円 00 銭~02 銭で取引されています。」という言い方で、 ✤ まるで表示された数字の間で取引が行われているかのように話されています。 ✤ しかし、これは正確な表現ではありません。 ✤ 為替取引においてはツー・ウェイ・クォート(2Way Quote)といって、 ✤ レートを提示する側(FX 会社)は、レートを求めている相手(投資家)に対して ✤ 「私が買う場合は○○で、売る場合は○○ですよ」と売値と買値を同時に提示します。 51 ✤ これが上記のレートで表示されている部分でいう「00~02」の部分にあたるわけです。 ✤ つまり売値と買値の 2 つのレート提示を、 ✤ 「90 円 00 銭~02 銭」という形で表しているのです。 ✤ FX 会社の取引画面(注文画面)では、 ✤ どのように為替レートが表示されているのか下図を参考に見ていきましょう。 (ドル円参考レート:95 円 08 銭~10 銭) ✤ 例えば上図のような取引画面表示の場合、 ✤ 青色の BID が「売値」で、赤色の ASK が「買値」となります。 ✤ (※FX 会社によっては、BID ではなく「SELL」、ASK ではなく「OFFER」と表記され ✤ る場合があります。) ✤ 上図の場合を参考に「ドル円を 1 万通貨買って㱺決済する」と、 ✤ どうなるのか例を見ていきましょう。 ✤ まず、ドル円を買う時は「ASK の 95.10 円」で約定(注文成立)します。 ✤ その後、為替レートは動かず、すぐに決済(買っていたものを売る)したとします。 ✤ この場合のレートは「BID の 95.08 円」になります。 ✤ つまり、為替レートが全く動いていないのに、 ✤ 買う㱺決済(売る)だけで、マイナス 0.2 円となってしまうのです。 ✤ このように、売値と買値の為替レートの開き(幅)のことを「スプレッド」といいます。 ✤ ※上記の為替レートの場合、スプレッドは 2 銭(0.02 円)となります。 ✤ FX では、残念ながら安いほうの値段で売って、高いほうの値段で買うわけですから、 ✤ 売り注文にしても買い注文にしても、新規で注文が成立した時点には、 ✤ スプレッド分だけ含み損を抱えることになります。 ✤ なぜ、スプレッドがあるかというと、このスプレッドがFX会社の取り分、 ✤ つまり利益になるからです。 ✤ 海外証券では手数料のほかにわれわれが実質上払う経費がこのスプレッドになります。 ✤ ※FX 会社や通貨ペアの種類によってもスプレッド幅は異なります。 pipsとは ✤ pips(ピプス)とは、FX 取引において表示される為替レートの最小単位のことをいいます。 ✤ ドル円の為替レート表示が 110.562ならば、下から2桁目の 6 銭(小数点第 2 位)の部分がpipsになります。 ✤ ドル円なら 1pips が 1 銭。 ドル円で 100pips なら、1 円の値幅ということです。 ✤ ユーロ円やポンド円などのクロス円は上記と同じです。 ✤ 1 円=100pips で覚えておけば解り易いと思います。 ✤ 円以外の通貨ペアの場合、例えばユーロ/ドルの為替レート表示が 1.15721ならば、 ✤ 最後から2桁目の 0.0002 ドル(小数点第 4 位)の部分がpipsになります。

おすすめの記事