鼻うがいのやり方!簡単で効果的な方法って?
鼻うがいの簡単なやり方や効果は?
鼻うがいって痛そうだし難しそうで。。。
なんて人必見です!
鼻うがいのやり方や、簡単で効果的な方法をご紹介します!
これで、あなたも鼻すっきり!
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鼻うがいって?
花粉症の季節や、インフルエンザなどの風邪が流行る時期に
辛い症状である鼻つまり。
夜もなれなかったりして本当に辛いですよね。
私も花粉症なのですが、
鼻をかんでもすっきりしないし、鼻水は垂れ流し状態。。。
そんな時に効果的な
のどをガラガラさせるうがいではなく、
鼻つまりをスッキリさせる「鼻うがい」って知っていますか?
鼻うがいとは、鼻の中を洗い流す方法で、
鼻をかんでもスッキリ出にくい粘り気のある鼻水や、
花粉やハウスダストなどのアレルギー物質を取りのぞく効果があるといわれています。
でも。。。
鼻うがいって鼻に水を流すのはなんとなくわかるのですが、
鼻に水が入ると“ツーン”と痛いイメージ。。。
しかし、鼻うがいは
ちゃんとした鼻うがいのやり方を知れば痛みなく安全に行うことができるんです!
鼻うがいは風邪や花粉症に効果的だと言われていますが、
その理由として、
鼻うがいは鼻の中を直接洗い流すので、
鼻をかんでも出にくいガンコな鼻水を
鼻うがいでスッキリさせることができるのです。
さらに鼻うがいは風邪や花粉症の予防にもなるんです!
なので、鼻うがいは健康維持のためにもおすすめなんですよ!
昔から、風邪の予防というと“のどをガラガラとうがい”するのはみんなが知っているやり方。
でも、実はこのやり方では風邪予防には十分とはいえないそうです。
その訳は、風邪のウイルスや花粉が付着しやすい部分は
鼻の奥の上咽頭といわれる部分なのだそう。
のどのうがいだけでは上咽頭を洗い流すことができないのです。
そこで、鼻うがいの出番!
鼻うがいでは上咽頭までしっかりと洗い流すことができるので、
より効果的な風邪予防や花粉症対策にオススメなんです!
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鼻うがいの効果がすごい!
鼻うがいをすると、たくさんの効果が期待できるんです!
鼻うがいをすることで改善が期待できる症状とは?
*鼻水、鼻づまりのムズムズ・不快感
*鼻水がのどの奥に落ちる後鼻漏
*アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などの鼻炎症状
*鼻をかみ過ぎて荒れた粘膜
*副鼻腔炎の頭痛、歯痛、めまい、吐き気
*鼻づまりによる就寝中のいびき・口呼吸
*風邪やインフルエンザ
*花粉症
などなど!
鼻うがいで鼻の不快感の解消が期待できます!
鼻うがいは、鼻の中を直接洗い流すので
鼻をかんでも出にくい粘り気のある鼻水もスッキリさせることができますよ。
鼻うがいで風邪やインフルエンザなどのウイルス対策も!
風邪やインフルエンザの原因になるウイルスはのどの奥の上咽頭に付着し、
炎症を起こすのだそう。
鼻うがいなら、上咽頭を洗い流すことができるため、予防になりますね。
花粉症やホコリなどのアレルギー対策にも!
また、風邪のウイルスだけでなく
上咽頭に付着した花粉やホコリなどを洗い流すこともできるので、
アレルギーの原因も取り除くことができます!
ちくのう症の予防・症状の緩和にも!
ちくのう症(副鼻腔炎)とは、
目と目の間やほほなどにある副鼻腔という空洞にうみがたまる辛い病気。
風邪や花粉などが原因で炎症が起きると、
粘り気のある鼻水や鼻づまり、頭痛といった症状が。。。
鼻うがいで副鼻腔を直接洗い流すことはできないのですが、
鼻うがいで、鼻の中の粘り気のある鼻水を洗い流すことができるので、
ちくのう症の予防や症状の緩和にも効果的!
そして、鼻うがいは”鼻づまり”には効果大!!
先に書いたように
鼻うがいには嬉しい効果がたくさん!
なかでも鼻うがいで高い効果が期待できるのは鼻づまり!
鼻づまりは鼻の粘膜が腫れることで起こるといわれています。
鼻の粘膜に花粉、ウイルス、細菌、アレルゲンが付着すると
鼻の粘膜を通っている毛細血管が拡張し、その影響で粘膜が腫れてしまい、
鼻の通りが悪くなり、鼻づまりの原因に。
なので、鼻の中を洗って
花粉やウイルスなどを除去する鼻うがいは鼻づまりに効果的なんですね!
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鼻うがい・初めてだけど何が必要?
鼻うがいをやって見たいけど
どうすればいいの?
単に鼻の中に水を入れればいいのか?痛そう。。。
なんて鼻うがいってちょっと始めるまでのハードルが高いイメージですが
鼻うがいは市販の鼻うがい用の商品もあるので
そういったものを使えば、鼻うがいも気軽に始められますが、
自宅にあるものを使って簡単に鼻うがいをすることができます!
鼻うがいには、簡単なやり方がいくつかありますので、
自分のやりやすい方法で試してみることをお勧めします!
まずは、鼻うがいの一番のハードルとなる痛み。
鼻に真水が入るとツーンと痛むのですが、
この痛みは体液と水の浸透圧が違うために起こるのだそう。
なので、鼻うがいをする時には体液と同じ浸透圧の、
0.9%の食塩水を使います。
また、鼻うがいには
人間の体温と同じか少し温かい36~38℃程にしたぬるま湯がお勧めです。
鼻うがい・準備するもの
*一度沸騰させた、ぬるま湯
*塩
*洗面器やコップ
*タオル
鼻うがい・0.9%食塩水の作り方
①水をいったん沸騰させましょう。その後、人肌くらいのぬるま湯になるまで冷まします。
②1リットルのぬるま湯に対し、9gの食塩を入れて溶かしましょう。
(500ccなら4.5g、2リットルなら18g)
鼻うがいように作った食塩水は使いまわしはせずに、
鼻うがいをするたびに新しいものを作るようにしましょうね!
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鼻うがいのやり方。簡単で痛くない!
鼻うがいの初心者の方は、
最初のうちはお風呂で行うと、
濡れることを気にせずに思い切って鼻うがいができますし、
体が温まると鼻水も出やすくなりますよ!
*鼻うがい・食塩水を鼻に流し込む方法
①ドレッシングボトルのような、鼻の穴に差しこめるサイズの容器ノズルのついたプラスチックボトルに500ccの0.9%食塩水を入れます。
このようなボトルは100均などで購入できますよ!
②前かがみの状態でやや顔を横に傾けて、
容器を押しながら食塩水を鼻に流し込みます。
このとき「えー」と声を出すと流し込みやすいそうです。
顔が大きく上向きにならないように注意が必要です。
③流し込んだ食塩水を、鼻から出しましょう。
食塩水を出すのはどちらの鼻からでも大丈夫。
鼻うがいに慣れてきたら口から出してみましょう!
*鼻うがい・洗面器の食塩水を吸い込む方法
①洗面器に2リットルの0.9%食塩水を入れましょう。
②片方の鼻の穴を指で押さえながら、
洗面器の食塩水に顔を近づけて、
もう片方の鼻の穴から食塩水を吸い込みます。
このとき食塩水を飲み込まないように注意しましょう。
③洗面器から顔をはずして、吸った鼻の穴から食塩水を出します。
鼻うがいに慣れてきたら、
もう片方の鼻の穴や口から食塩水を出してみましょう。
*鼻うがい・ストローで食塩水を吸い込む方法
①コップなどに500ccの0.9%食塩水を入れて、ストローを用意。
②片方の鼻の穴を指で押さえながら、
もう片方の鼻の穴からストローで食塩水を吸い込みましょう。
このとき食塩水を飲み込まないように注意が必要です。
③ストローから鼻をはずして、吸った鼻の穴から食塩水を出します。
鼻うがいに慣れてきたら、
もう片方の鼻の穴や口から食塩水を出しましょう。
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鼻うがいには危険性も!効果的にする注意点。
鼻うがいの効果や、鼻うがいの簡単なやり方をご紹介してきましたが
鼻うがいには注意が必要な危険性もあるので
そちらもご紹介します!
*鼻に食塩水を入れるときは、大きく上を向かない
鼻うがいの際、
鼻に食塩水を入れた後にやや上を向くと口に流れやすくなるのですが、
大きく上を向いてしまうと食塩水が耳に入り中耳炎になる恐れがあります!
鼻うがいの際は前かがみの状態で、
顔はあまり上に向けないように注意しましょう。
*鼻で水を吸い込んでいるときに、つばを飲み込まない
鼻うがいの際、水を吸い込んでいるときに、
つばや洗浄液を飲み込もうとすると、
耳に洗浄液が入る恐れがありますので、こちらも中耳炎などの原因になることも!
*鼻を洗い終わった後に、鼻を強くかまない
鼻うがいで鼻を洗い終わったあとは、
前かがみのまま頭を左右に傾けるなどして、
食塩水をすべて出すようにしますが、
その後軽く鼻をかむのはかまいませんが、
鼻うがいの後に強くかむと中耳炎の原因になることも!
*やりすぎは注意!1日1~2回程度に
1回の鼻うがいでは2~3度繰り返し、
ヌルヌルした感じがなくなるまで行うのですが、
鼻うがいに慣れてくると鼻がスッキリして気持ちがいいので何度でも行いたくなってしまうのです。
しかし、鼻うがいは1日1~2回程度にしましょう!
*鼻づまりがひどいとき、のどに痛みがあるとき、鼻水がのどに流れてしまうときはしない
鼻に炎症があって鼻づまりがひどいときや、
のどに炎症があるときは鼻うがいは行わないようにしましょう。
また鼻水がのどに流れる後鼻漏のときも、
鼻うがいの際の食塩水が残りやすくなりますから、
行わないようにして医療機関を受診しましょうね。
*子どもは専用の器具を購入するか、耳鼻科でしてもらう
鼻うがいを間違った方法で行うと、
中耳炎など別の病気の原因になる恐れがあります。
お子さんは上記の方法では行わないほうがよいでしょう。
どうしてもお子さんに鼻うがいを行いたいときは、
子どもでもできる市販の器具を購入するか、
耳鼻科で鼻洗浄をしてもらうことをお勧めします!
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まとめ
鼻うがいのやり方!簡単で効果的な方法って?
鼻うがいの簡単なやり方や効果について書いてきました。
鼻うがいは、鼻に入ってきた花粉を除去したり、
粘膜に付着した花粉などの異物による炎症をやわらげたりする働きがあるので、
鼻づまりの予防・改善に最適なんですね!
さらに、鼻うがいのいいところは
粘膜の自浄作用を促す働きもあるため、
鼻うがいを続けるうちに異物を追い出す力も備わるそうです。
皆さんも、鼻うがい試して見てはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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