アブノーマルFX〜本章〜①新たな幕開け

さあここからが本当の戦いです!

このアブノーマル本章では序章で書かれていたノウハウを

深堀りして更にパワーアップした利益の伸ばし方についてやって行きます!

界王拳から思い道着を脱ぎ捨てて一気にスーパーサイヤ人になりましょう!

なので莫大な利益を得る前にそのコントロールをする術を身につける必要があります。

 

じゃないとお金のエネルギーに押しつぶされてしまいますからね、

なので自身のテクニカル分析に揺るぎない確信を持てるように

メンタルを鍛えて行きましょう!

 

まず1番最初に勉強していただきたいのが「プロスペクト理論」です

プロスペクト理論とは人間が持つ心理的な部分が影響して

FXトレードで負ける理由を証明してくれています。

 

これからFXで勝ち続ける為には絶対理解しておきたいことなので

最後までご覧ください。

FXにおけるプロスペクト理論とは

人間は不合理な選択をしてしまう

あなたに質問を用意させてください。

どちらの答えを選びますか?

 

質問1

あなたならどちらを選びますか?

A:無条件で100万円もらえる

B:コインを投げて表なら200万円、裏なら何ももらえない

質問2

あなたは今200万円の負債があります。どちらを選びますか?

A:無条件で100万円負債を減らせる

B:コインを投げて表なら負債は全てチャラに、裏なら負債はそのまま

この二つの質問であなたはどちらを選びましたか?

 

一般的に多いのが質問1ならA質問2ならBを選ぶ人が多いのです。

 

これがプロスペクト理論の核心です。

どちらの質問1でもAを選んだ場合、Bより堅実的に100万円が貰えるという選択肢でした。

ですが何故か質問2ではBを選ぶ人が多いのです。

Aと比べてかなりギャンブル要素が強いにも関わらず、です。

 

これをプロスペクト理論ではこのように解説しています。

 

人間は目の前の利益が見えると利益が手に入らないという

リスクを最優先で回避してしまう。

 

しかし、損失が見えると損失そのものを回避しようとしてしまう。

ということなのです。

 

これを株式投資やFXトレードに当てはめるとどうでしょうか。

 

利益が少しでも出ると利確し、損失が出ると損失を確定させたくなくて損切りできない

 

という投資の基本である損小利大(損失は小さく、利益は大きく)

の逆の行動を無意識に行っているのです。

 

これがいわゆる株式投資やFX、はたまたギャンブル等における

勝てない最大の理由であるといわれています。

 

損失を極端に嫌がる

先ほど述べた話以外にもこんな質問があります。あなたはどれを選びますか?

A:コインを投げて表なら100万円もらえるが裏だと50万円払う

B:コインを投げて表なら50万円もらえるが裏だと25万円払う

C:コインを投げずに無条件で10万円もらう

別の言い方をすると50%の確率で100万円もらえて50%の確率で50万円損するのがA、50%の確率で50万円もらえて50%の確率で25万円損するのがB、損をしないかわりに確実に10万円だけもらえるのがCです。

期待値を計算してみましょう。

A:(100万円×50%)+(-50万円×50%)=期待値25万円

B:(50万円×50%)+(-25万円×50%)=期待値12.5万円

C:期待値10万円

期待値をきちんと計算すれば参加する方がおトクなんですが、

多くの人はCを選ぶのです。

 

参加する方がどう考えてもおトクなのに、です。

これは何故かというと損失を極端に嫌がるが故に合理的な判断ができないということなのです。

 

日本人の77.3%は期待収益率5%でも投資はしない

仮に100万円を投資した場合、50%の確率で10万円の値上がり益か5万円の値下がり損が発生するとします。

この状況で日本人の実に77.3%は期待値が5万円あるにも関わらず投資をしないという選択をするのです。

 

恐らく、投資をしないという選択をした人は損失が例え小額であっても許せないタイプの人かもしれません。

こういうタイプの人はなかなか投資に向かないタイプ、

とも言えるのである意味間違っては無いかも知れません。

 

得か損かでいうと間違いなく損ではあると思いますが。。。

 

この投資の場合、何回もできるなら時間の許す限りする方がおトクなのです。

一回や二回なら悪い方に偏って損失が出てしまうこともあるかもしれません。

 

しかし期待値が5万円ある以上は、いつか必ずプラスになります。

やればやるほど確率はきちんと50%に近づく定理、

大数の法則があるのです。

 

期待値が高い投資を繰り返せば必ずプラスになるということなのです。

 

それでも日本人は投資をせずに宝くじを買う

統計的にも多くの人が損失を回避するということが証明されました。

しかしそんな人たちでも宝くじやギャンブルはしているという方が多いのです。

 

宝くじやギャンブルは基本的には全て期待値はマイナスです。

何回もこの勝負を行えば最終的には必ず負けます。

 

ちょっと宝くじやギャンブルの還元率を見てください。

 

宝くじ 46.3%

TOTO 49.6%

競馬 74.1%

競輪 75%

競艇 74.8%

パチンコ 85%

 

 

普段パチンコや競馬などのギャンブルは行わない人でも

宝くじやTOTOを一攫千金を夢見て買う人が居ます。

 

宝くじやTOTOの還元率は50%以下って 最早、税金を納めているようなものですよね。。。

 

参加すればするほど損をするにも関わらず宝くじやギャンブルは行い、

参加すればするほど得をする投資には参加しない、

 

しかしお金は欲しい、これはもう訳がわかりませんw

 

恐らく、皆さん損をしたいのではなくて

何が自分にとって本当に得なのか、

そういった事をあまり理解していないのではないかと。

 

これは金融教育という名の教育を日本が高校までに一切教えていないため、

ある意味仕方のないことだと思います。

 

FXで損切りできない心理

行動経済学でいうコンコルド効果

経済学でいうサンクコストを知ってますか?

 

ココにも人が株式投資やFXトレード、

ギャンブル等で勝てない心理的理由が潜んでいるのです。

 

コンコルド効果(サンクコスト)とは

「コンコルド効果」とは過去に多額の投資をしてしまったことによる心理現象であり、

それによって更に損失を増やしてしまうことを指します。

 

例えば、コンコルドの開発費用を無駄にしたくないという心理から、

開発が難航し利益が出にくくなっても開発を続けてしまい、

大きな損失を出してしまったり、

 

パチンコで投資したお金を無駄にしないために

更に投資をしてしまうような行動の事です。

そーなってしまうと「無駄になることを避けたい!」という心理が働いて、

更に損失を増やしてしまうこともあります!

 

これが株式投資やFXトレード、ギャンブルなどで冷静な判断が出来なくなり

頭に血が上って負ける原因にもなっています。

コンコルド効果(サンクコスト)とFXトレード

先述したコンコルド効果(サンクコスト)をFXトレードに当てはめるとこんな感じです。

米ドルを1ドル100円で10,000ドル買ったとします。

 

ところが米国の景気が悪くなってドルが90円まで下がりました。

しかし1ドル100円で買ったという買値を気にするあまり損切りができません。

 

1ドル100円以上になるまでずるずると塩漬けしてしまいます。

一時的な下落ならまだしも、景気の後退はそう簡単には前進しません。

 

合理的に判断すると現時点では1ドル90円相当の価値しか無いのです。

心のどこかではもう1ドル100円の価値が無いとわかっていても、

 

サンクコストを気にする余り損切りができないのです。

そして更に大きな損失を生んでしまう…。

皆さんも経験ありませんか?

特に損失を許容できないタイプの人に多いケースだと思います。

プロスペクト理論を克服しよう

プロスペクト理論は、人間が持つ心理を証明した理論であり、

それに逆らうのは理解していても実際に行動に移すのが難しいことが多いです。

 

しかし、株式投資やFXトレード、ギャンブルなどで勝つためには、

プロスペクト理論を克服する方法が存在します。

以下でその方法を紹介します。

逆指値注文やOCO注文を活用

逆指値注文(ストップ注文)とは、不利なレートを指定して注文する方法です。

 

通常の指値注文は、1ドル100円で買った場合に1ドル101円になったら売る、

という有利なレートを事前に指定して注文しますが、

 

逆指値注文(ストップ注文)は99円になったら売るなど、

損切りラインを予め設定しておくことで、

 

感情に左右されずに損失を最小限に抑え、

資金を保護することができます。

 

簡単に言う損切を予約するという事です。

 

 

またOCO注文とは、現在保有しているポジションに対して、

指値と逆指値を同時に出す注文方法のことです。

 

例えば、1ドル100円で買いポジションを保有している場合、

101円に上がったら売る指値注文と、99円に下がったら売る逆指値注文を同時に出しておきます。

 

これにより、片方の価格で決済されると

もう片方の注文は自動的にキャンセルされます。

 

OCO注文は、つまり『利確』の注文と『損切り』の注文を同時に出すことです。

一度OCO注文でエントリーしておけば、

指定した価格のどちらかになって決済されるまで待つだけで良いのです。

 

プロスペクト理論は強い心理的な影響を持つため、

無理に直接的に克服しようとすると、

最初に設定したストップ注文の金額を変更してしまいがちです。

 

自分自身の厳格なルールを設定した後は、

チャートを見ずにじっと待つという方法も一つの対策です。

 

まとめ

この記事は、株式投資やFXトレード、ギャンブルなどで

勝てない現実に直面している人たちへの警鐘を鳴らしています!

 

その原因は、プロスペクト理論にあるのです!

私も過去に大きな利益を狙ってトレードに挑戦したことがありました。

 

しかし、なぜか勝てずに挫折してしまう――。

今考えるとそれはプロスペクト理論が

あの時の私の心を鷲掴みにしていたからでした。

 

もしかしたら、あなたも「損をしたくない」という思いから、

本来ならチャンスと捉えるべき場面を見逃してしまっているのかもしれません。

 

または、「もう少し待ってみよう」という安全策に走り、

チャンスを逃してしまっているのかもしれません。

 

プロスペクト理論は私たちの判断を歪ませ、

理性を無視させてしまうのです!

 

しかし、あらかじめ分かってしまえば大丈夫です。

プロスペクト理論を克服することは簡単ではありませんし

経験も必要ですが代替手段を用意し、

合理的なトレードを意識することで、利益は積み重ねていけます!

 

あなたにも成功のチャンスがあります!

私は心からあなたの利益を祈りながら、

筆を置かせていただきます。

「さぁこれから爆益を掴み取ってください!」

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